こんにちは!さぷり(@supple_blog)です。
この記事を見ている方はパソコン(PC) やスマホ、タブレットのやり過ぎで目が疲れている、もしくは体調が優れないのではないでしょうか?
体調不良が続くと心も疲れ切ってしまいます。
PCの長時間使用でおこる目の疲れ、体調不良の原因は「VDT症候群」かもしれません。
VDT症候群って何?

VDTとはビジュアルディスプレイターミナル=画像表示装置の略です。
VDT症候群とは、画像表示装置( VDT )を長時間使用することよって、いくつかの身体的、精神的な不調が現れる症状ことをいいます。
ディスプレイ画面を同じ姿勢で見続けると、目が疲れて肩や背中の筋肉が緊張してしまい、以下のような症状が現れます。
メモ
眼精疲労/目の乾燥 / 充血 / 肩こり / 背中の痛み / 食欲不振 / 過食 / 不安感 / イライラ / 抗うつ症状
もし、体調不良の原因が当てはまるなら、注意が必要です。
放置すると危険!
頭痛や眼精疲労は身体が発するSOSです。
放置して慢性化するとうつ病を発症してしまう可能性があり、さらに悪化すると自死、過労死に至る例もあります。
パソコン、スマホ、タブレットは、現代社会では手放せない必需品です。オフィスで働く人のほか、フリーで働く人たちにとっても欠かせないものとなっています。
プライベートで使う事も当たり前の時代。
…とは言え、体調不良を起こしては元も子もありませんよね。
身体の声に耳を傾けて未然に防ぐことが大切です。
VDT症候群の対策は?
厚生労働省では次の方針を立て、VDTの作業管理の基準を示しています。
情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン(PDF)
例えば…
ポイント
- 連続作業時間が1時間を超えないこと
- 連続作業時間の間に10〜15分程度の休止時間を設けること…など
VDPを使用する際は、眼鏡やコンタクトレンズ、老眼鏡などを使って、自身の視力矯正を行うことが重要です。
そして「トリプル20」という予防法を作業の間に取り入れるよう、米国眼科学会が推奨しています。
トリプル20とは?
PCを使った作業を20分行ったら20秒間、約6メートル先にある景色やものを見て目を休めるという予防法のこと。

背筋や腕をのばしたり、首を回すなどのストレッチ、軽い運動等を行うのも有効です。
意識することを忘れずに!
仕事の内容によりますが、決まった時間以外に休憩を取るのが難しい…と言う方、多いのではないでしょうか?
それに仕事以外でも、ストレス発散!といってネットサーフィンやゲームなどを始め、熱中してやめられなくなってしまったということはありませんか?
自分は疲れていない…と思っていても疲労は蓄積されていて、思わぬところで体調不良を起こす原因になってしまいます。
まずはVDT症候群について意識するだけでも、自分をコントロールすることができます。
特にプライベートでは、自分なりに時間を決めて休憩時間を取るという対策も必要です。
今は大丈夫でも不調が現れた時、既に身体は悲鳴をあげています。
自分の身体は自分で守ることが大切です。
自分の身体は自分で守ろう!

今までのことをまとめてみます。
覚えておくこと
- VDT症候群=画像表示装置( VDT )を長時間使用することで、いくつかの身体的、精神的な不調が現れる症状のこと
- 主に眼精疲労、肩こり、食欲不振、イライラ、抗うつなどの症状が現れる
- 慢性化すると自死、過労死の可能性がある
- 厚生労働省の対策として作業時間の間にとる休憩、予防法が提示されている
適度に休憩を取ることで仕事の効率がアップし、労働状況が良くなると言われています。
休める時間が少しでもあるなら、「キリが悪いから」と言わずに、手を止めて休憩することも大切です。
仕事以外であれば、長時間ディスプレイ画面を見続けないよう、小まめに休憩を挟むことを意識しましょう。
身体的、精神的にも健康な状態で、ネット社会を過ごせますように…。
最後まで読んでいただきありがとうございました!