
こんにちは、さぷり( @supple_blog )です。
2018年に発売されたダイソーのイラストマーカー。
100均でコピックが買えるとしてイラストを描く方の中で
「使える!」
「凄い!」
と話題になりましたよね。
新色も発売されてイラスト表現の幅が広がりそうです。
私も全色集めてみたので商品レビューを書いていきたいと思います!
CONTENTS
イラストマーカーについて
本数・種類は?

ダイソーで売られているイラストマーカーは 全20種(40色)です。(2019年8月現在)

2本1セットで販売されています。
1セット108円なので、マーカー1本54円。
コピックは1本380円(税別)なので、100均イラストマーカーはとってもリーズナブル。
さすがにカラーの種類を考えるとコピック(全358色)には叶いませんが、

と感じている方も少なくないはず。
40色で2,160円はとってもお得です。
コピックとの比較

コピックスケッチと比べるとこんな感じです。
100均のイラストマーカーの方が若干長めで太め。ペン先も違います。
コピックに付いているブラシ(画像・コピックのペン先右側 )は先がしなるので便利なのですが、このイラストマーカーは普通のマジックのペン先と同じ形をしています。
ペン先の形だけでいうとコピックスケッチよりも建築やファッション、インテリアなどのデザイナーに愛用されているコピッククラシックに似ています。
ペンを持ったときの感覚
コピック ↓↓

イラストマーカー↓↓

持ちやすいのは小ぶりで丸みのあるコピックですが、イラストマーカーは角張っているので、持ち方を変えると使いやすくなります。

ちなみに発売された当初、キャップが堅くて開けにくいといわれていたようですが、私が購入した商品の中には堅さを感じるものはありませんでした。
イラストマーカーの中身
1本だけ不良品が混じっていました…ペン軸にワレが…(^_^;)
キャップを開けたら分解できたので中身もご紹介します。

いたって普通の構造なんですが、購入時には既にインクが乾いて使えなくなっていたので店頭で品物を選ぶときに注意した方が良さそうです。
イラストマーカーの色見本
第一弾として登場したマーカー(ペールオレンジからクリアブレンダーまで)は原色、グレー系が多め。
第二弾(チョコレートからアッシュグレーまで)は淡い色が多めです。


イラストを描いてみました
使用した画材
今回は用紙はコットマン水彩紙を使ってみました。
主線はピグメントライナーで描きました。
コピックマルチライナーもオススメです。
下描き・ペン入れ・着色
試し塗りのために絵を描いてみます。
ピグメントライナーで主線を大まかに描きます。

淡いカラーのマーカーから順番に塗り重ねていきます。

クリアブレンダーでぼかします。

水彩のように淡い色合いに仕上げたり、下の画像のように別のカラーを塗り重ねて濃い目のイラストに仕上げたりすることもできます。

今回ハイライトを入れるのに使ったのは修正ペンですが、 コピックからはブラシ付きのホワイトも出ているようです。
ちなみに淡めに仕上げるとこんな感じです。(参考になるか微妙…苦笑)

ぼかさずにくっきりアニメ塗りするのも楽しそうです。
コピック同様イラストマーカーも裏写りするので、紙などを敷いてから塗るようにすると良いです。
描いていて気付いたこと
100均のイラストマーカーは個人的にはとても良い商品だと思います。
ブラシがないので塗りムラが気になるかと思ったら、使い方によっては気になりません。発色もとてもキレイ。
ぼかしやグラデーションを多めにするなら、クリアブレンダーを多めに持っていた方が良いと思います。
(クリアブレンダー2本1セットの商品があります)
発色の仕方は紙の質にもよると思うので、色々試すと楽しいかもしれません。
イラストマーカーのサイズはコピックよりも若干大きめに出来ているので、長時間使うと手が疲れるかも…?慣れれば大丈夫そうです。
インクの詰め替えができないので、長期的に考えるとコピックの方がコスパは良いですが、気にしなければ使えます。
100均でこのクオリティの商品が出せるなんて凄いです。
最後に…
デジタルイラストはキレイだけど、アナログイラストは色を混ぜることで思いがけないカラーを生み出すことができるところが魅力だと思います。
100均でイラスト用のマーカーを集められる時代になったなんて…本当に凄いなと思います。
現在は全40色ですが、もしかするとまだまだ新色が発売される可能性もあるかもしれません。
低コストで新しい画材を試せるのは楽しいですね。
子どもから大人まで十分楽しめるイラストマーカー。とってもオススメです♪
ぜひぜひ使ってみてください(*^_^*)