

こんにちは、さぷり( @supple_blog )です。
前回紹介した人体ポーズアプリ「Easy Poser」で実際にイラストを描いてみることにしました!
ブログ未読の方はこちらの記事もどうぞ。
イラストのラフを描く
イラストは私が好きなゲーム「遙かなる時空の中で」シリーズから「遙か2」のキャラクターを。
まずはラフを描いていきます(もの凄く適当です/笑)

とりあえず、中央に白拍子の女性(シリン)を入れます。
動きのあるイメージ(踊っているような感じ)にしたいので、腕を上げます。身体の向きは逆さまにします。
そして左上に横顔の金髪男性(アクラム)、そして右下に平家の姫(千歳)を配置。
背景にはお花を入れて、雅びな感じにしようと思います。
キャラクターのポーズを作成する

はい、ここで「Easy Poser」の出番です。
まず、中央に配置する「シリン」を作成します。
シリンは24歳でヘソ出し衣装なので、ちょっと筋肉質な女性をモデル設定してみました。

【プリセット】→【一般】で、描こうとしているポーズに近いものを、画面から選択します。

モデルを宙に浮かせます。
この時ヒップ(青色表示になっている部分)を選択します。すると右側にRot-Hipsと表示されます。
X軸、Y軸、Z軸と表示されている部分を動かして、モデルを回転させます。

上から見るとこんな感じです。ここから手や足をイメージしたポーズに近づけていきます。
動かしたい部位を選択して、ヒップと同じように軸を回転させ調整していきます。(あまり回しすぎると関節が変な方向に曲がってしまいます)
慣れるまではとりあえずグルグルと動かします。

ポーズが完成しました。

横から見るとこんな感じです。ちょっと苦しそうなポーズです…腰ひねりすぎたかな…? (笑)

同じように左上の男性キャラと右下の女性キャラを作っていきます。
アクラムは26歳なので、モデル設定は体格の良いスーパーヒーローを選択。
本当はもう少し細めが良いけれど、そこは実際に描くときに調整します。
千歳は15歳の女の子なので、女(一般)のモデル設定にしました。
この2人は、プリセットからポーズを選んで見える角度を調整しただけなので、作るのは難しくなかったです。
キャラのポーズが決まったら画面を保存(スクリーンショット)します。

一番左側の目のアイコンをタップすると、カメラが出てきます。カメラは2種類あって、左から3番目のアイコンは背景透過ができます。(png形式)
3人のポーズが決まったところで、イラストソフトで構図を整えていきます。

書き忘れていましたが、モデルさんの服は消すことが出来ます。(服があるとかえって描きにくいので…)
下描きをする
パソコンで下描きされる方もいると思いますが、私は昔からペン入れは手描きで行うので、 Easy Poser で作成した画像を印刷することにしました。
パソコンやタブレットで下描きをする方は、そのまま画面上で作業を始めてくださいね。

画像を見ながらデッサンするか、画像を写した(トレースした)後に服を着せたり、肉付きの微調整をしたりしていきます。
ペン入れをして下描きを消します。汚れやペンのはみ出しはパソコンで修正します。

パソコンに下描きイラストを取り込む
スキャナを使ってパソコンにイラストを取り込みます。

ここから色塗りを開始します。
着色する
キャラをそれぞれ単体で描いて、後から合成させる方が色塗りは楽だと思いますが、今回は1枚絵で仕上げていきます。

遙かシリーズはキャラクター衣装がカラフルなので、色塗りが大変だけれど楽しいです♪
背景に使う花などは素材集を使用します。それぞれ配置していきます。
イラスト完成!

想像していたポーズでイラストが思うように描けました。
イラストを描いてみて思ったこと
今回私のイラストは、Easy Poserを使っているので、人物の動きをじっくり観察することができました。
描く構図の幅が広がったというか、動きのある人物を描けるようになると、描きたい絵もどんどん増えていきます。
実際私はこのEasy Poserを使ってもっと描きたくなりました!
人物デッサンが苦手な人にとってはとても画期的だし、デッサンの勉強にも重宝するアプリだと思います。
まだ使ったことがない方は、アプリをダウンロードしてみてくださいね!
iOS版はこちらから
Android版はこちらから
PC版はこちらから( PCに Bluestacks をダウンロードする必要があります)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。