宝石・鉱物

12月の誕生石「タンザナイト (Tanzanite)」とは?

こんにちは、さぷり(@supple_blog)です。

タンザナイトという宝石…とっても綺麗ですよね!
私が初めて紫色を帯びたブルーの石を見たのは小学生の頃でした。母について行ったジュエリーショップで見せてもらったタンザナイトに一目惚れしたんです。

あの時の感動は今も忘れられません。

そして私は12月生まれで、タンザナイトは12月の誕生石です。そんなご縁から特に大好きな宝石の一つになりました。

宝石好きが始まったのもこれが始まりだったのかもしれません。

サムネイル画像は Wikipedia さんのものです。ライセンスで再使用が許可されているので今回使用しました。めちゃくちゃ綺麗ですよね(*^_^*)

今日はタンザナイトについて紹介していきたいと思います。

タンザナイトとは?


タンザナイトが地球上に形成されたのは5億8500万年前です。
多色性という特徴があり、見る角度や方向によって青、紫、赤みがかった褐色を見せます。

タンザナイトは正式名称を「ゾイサイト」、和名を「灰簾石(かいれんせき)」または「黝簾石(ゆうれんせき)」といいます。1805年、鉱山学者のジグムント・ゾイス・フォン・エーデルスタインがアルプス探索中に発見しました。

さぷり
ゾイサイトは宝石質のものが少なくて、一部の鉱物コレクターを除いてはあまり人気のある石ではなかったみたいです

マサイ族が偶然見つけた青紫色の結晶


ゾイサイトが発見されてから162年後の1967年、東アフリカのタンザニア キリマンジャロの麓で生活をしていたマサイ族の牧夫が、土壌から透明な青紫色をした石の結晶を偶然見つけ、その存在を宝石探鉱者に伝えました。

別の伝説もあって、落雷による山火事が起こった後に焼け跡から青紫色の石が散らばっているのをマサイ族が発見したという言い伝えもあります。

さぷり
マサイ族の人達は、「火事で命を落とした動物達がこの青紫の石を作ったのだ」と信じているのです

サファイアに間違えられたブルーゾイサイト

青紫の石は当初、ブルーサファイアと思われていましたが、化学分析によってゾイサイトの新しい変種であることが分かりました。

タンザナイトの名前の由来

ティファニー社のルイス・コンフォート・ティファニー(創業2代目)の曾孫で、後に代表取締役社長になるヘンリー・B・プラットは、この石を世界に宣伝するにあたって宝石学上の名称「ブルーゾイサイト」と言う名前が「ブルー・スーサイド」に聞こえてしまうのではないかと心配しました。

実はこのスーサイド(suicide)とは、英語で「自殺」という意味で、宝石を宣伝するにはマイナスのイメージになることを恐れたのです。

そこで彼は、ブルーゾイサイトが「タンザニアの夕暮れ時の空を思わせる神秘的な青色の石」であることから、「タンザナイト」とコマーシャルネームを変更し商標登録、1968年10月にアメリカ、そして世界の宝石市場に宣伝しました。

さぷり
プラット氏はタンザナイトを「私の知る限り最も美しいブルージェム」と云い切りました。大絶賛ですね!

別名から宝石名へ

日本にタンザナイトが登場したのは1970年の大阪万博でした。タンザニア政府がタンザナイトを直々に持ち込んだのです。青紫色の美しいジュエリーは一躍有名になりました。

ティファニー社が名付けたタンザナイトは、2018年に日本の鑑別団体協議会(AGL)で宝石名として認められ、鑑別書の表記も「別名:タンザナイト」から「宝石名:タンザナイト」に変更となりました。

タンザナイトの希少性


タンザナイトは世界で唯一、タンザニア北部のアルーシャ地区 メレラニ鉱山 で採掘される石です。
そしてタンザニア国石でもあります。

発見された翌年から採掘ブームを迎えましたが、無秩序な抗道採掘による事故、採掘者同士の衝突が多発してしまいました。そのため1971年にタンザナイト鉱区は国有地化され、現在の採掘作業は国の鉱業企業が行っています。

タンザナイトは産出量がダイヤモンドの1000分の1で、宝石の化学組成が複雑で他の地域で採掘される確率は1,000,000分の1といわれています。

タンザナイトの最高価値の色は彩度の高い菫色がかった青色です。淡い色合いのものはジュエリーショップでもよく見られ、比較的安価で売られています。

「20世紀の宝石」と謳われ登場し、1998年と1999年には世界で最も売れているカラーストーンだと発表されました。しかし鉱床の寿命は約10年といわれており、ますます人気が上昇して価格も高騰することが予想されます。

誕生石として・結婚記念石として

タンザナイトは、2002年にターコイズとジルコンとともに12月の誕生石となりました。1912年にアメリカで公式誕生石リストを制定されてから変更されるのはこれが初めてのことでした。

日本独自の誕生石は1958年に制定されました。12月はターコイズ、ラピスラズリに加え、近年になってタンザナイトが仲間入りしました。また、タンザナイトは結婚24周年記念の宝石でもあります。

さぷり
ちなみに国によって独自の誕生石リストがあります!
タンザナイト商品を見てみる

タンザナイトの古い伝説

タンザナイトは昔からマサイ族に知られていたという説もあります。
古代ケルト民族の間では「霊力のある石」として大切に扱われてきました。
マサイ族にとって青は「精神の色」として神聖で、出産した女性に青いビーズや洋服を贈る風習がありました。現在ではマサイ族の首長は赤ちゃんが産まれたら妻にタンザナイトをプレゼントするそうです。

さぷり
子どもが健康で健やかに育つようにという想いも込められているそうですよ

タンザナイトの石言葉 ・パワーストーンとしての意味

タンザナイトの石言葉

「神秘」「高貴」「希望」「冷静」「誇り高き人」

パワーストーンとしての意味

  • ネガティブなエネルギーをポジティブなエネルギーに変えてくれる
  • 周りから影響受けずに自分自身の長所を表現するのを助ける
  • 悪いパターンを克服し良いパターンに変えていくのを助ける

タンザナイトは、創造的なエネルギーを持つ石で人を良い方向へ導くといわれています。また柔軟性が高まり複雑な問題を解決する手助けをしてくれる、知性や意識が高まり自立心を養えるということから、「勉強運」や「仕事運」のお守りとしても使われます。

さぷり
人生の転機を迎える人が持つのも良いですね

鉱物データ

鉱物種ゾイサイト(和名:灰簾石、黝簾石)
宝石名タンザナイト 
産地タンザニア・メレラニ鉱山
科学組成Ca2Al3(SiO4)(Si2O7)O(OH)
ライラック・ブルー・パープル・ファンシーカラー
結晶系直方晶系
晶癖柱状
屈折率1.691~1.700
比重3.5
光沢ガラス
劈開強い
モース硬度6-7
耐久性低い

タンザナイトの取り扱い方

タンザナイトはモース硬度が低めで、衝撃を受けると破損する性質である劈開(へきかい)と呼ばれる特性があります。宝石の中でも傷つきやすい部類に入りますが、扱い方や強い衝撃などに注意することでジュエリーとして身に付けることが出来ます。

さぷり
大切に扱いましょう

タンザナイトのお手入れ方法

温かい石鹸水を使用して洗浄するのが安全です。
超音波洗浄器やスチームクリーナーは使わないようにしましょう。
ジュエリー使用後はクロスなどの柔らかい布で軽く拭きましょう。

タンザナイトの浄化方法


パワーストーンとして浄化する場合はさまざまな方法が楽しめます。

水晶クラスター    
セージ(煙)    
塩          
太陽光        
月光         
浴水        
クリスタルチューナー 
さぷり
水晶は硬度7なのでクラスターは少し心配
水晶チップみたいに丸みのある石の方が良いかも
タンザナイト商品を見てみる

おわりに

いかがだったでしょうか。
タンザナイトはこれからますます手に入りにくくなるかもしれないとても希少な宝石です。

誕生石じゃなくても気になるなと思った方はぜひ手に取ってみることをオススメしますよ♪

さぷり
どうせならプレゼントでもらいたい(笑)

なんてw

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

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