オタクな趣味

「お前」呼びは不快?女性向け恋愛ゲームをかじった私が色々と考えてみた話

2019年7月20日

こんにちは!さぷり(@supple_blog)です。

今、ある言葉が「不適切」と言われて話題になっていますよね。

中日ドラゴンズの監督が、応援歌の一節「お前」を変更したいと要請・歌の自粛を発表した話。

「子ども達に“お前”と歌わせるのは、(目上の人を見下しているようで)教育上良くないから」

という理由だそうですが、皆さんはどう思いますか?

今回は「お前」という言葉について色々と考えていきたいと思います。

良かったらお付き合いください。それではどうぞ!

「お前」ってそんなに悪い言葉なの?

「お前が打たなきゃ誰が打つ」の意味が、激励なのか、見下しているのか…

私には激励の意味にしか聞こえないんですよね…。

子ども達が歌詞を真に受けて、目上の人に“お前”と使うかもしれないという監督の見解。

さぷり
いや、大半の子は使わないでしょ…?

応援歌ですよ?応援することに上も下もなくないですか?

言葉は発する側の表現、受け取る側の感性によって良くも悪くもなるのです。

そういうことを教えていくのが教育なのではと個人的には思うのですが…。

選手に向かって「お前」ではなく「名前」で呼んであげて欲しい、と言う監督の気持ちも分からなくはないんですけどね。

もし、応援歌が「お前」呼びから「名前」呼びに変更されたら…

今度は呼び捨てが良くないから「さん付け」、同姓同名がいたら「フルネーム」??

うーん…

何があっても問題は出てきそう…と感じるのは私だけではないはずです…。

男性にお前呼ばわり、不快に思う女性は○%

この球団応援歌の話に賛否がある中、メディアでは

「女性は男性から『お前』呼びされることについて、どう思っているのか?」

という話を取り上げるようになりました。

ネットやテレビの調査によると、この質問に対して7割を超える女性が不快だと回答したそうです。

さぷり
なんか、ざっくりし過ぎて納得いかないなあ…
どんな調べ方をしたんだろう?

メディアでの紹介の仕方、おかしくないか?…と感じました。

そもそもお前の語源って…

お前という言葉は、天皇の御前(神仏がいるところ)という意味です。御前(おんまえ・みまえ・ごぜん)=「あなたさま」

昔は男女問わず偉い人に対する尊称として使われていました。

現代では、親しい相手に対して呼ぶ「お前」と、人を見下して呼ぶ「お前」がありますよね。

「お前」と同じように「貴様」も昔は貴(とうと)い人という意味で、「てめぇ」も昔は手前(自分)という意味でした。

それが時代を経て、いつの間にか悪いイメージが付く言葉になってしまったのです。

言葉はいくら優しい字面でも、言葉を発した途端に怖いイメージが付いてしまうときがあります。

今普通に使っている言葉が、将来使ってはいけない言葉になるかもしれないと思うと、なんだか不思議な気持ちになりますね。

呼び方、ニュアンス、間柄

お前という呼び方をされた時の状況や、その人との関係性などは色々あると思いますが、例えば…

  • 険悪な雰囲気のとき
  • 怒鳴られた(ケンカした)とき
  • 立場的に下に見られていると感じたとき
  • 親しい関係ではない
  • 相手を信頼・尊敬していない
  • 相手が嫌い

などなど…

女性が(もちろん男性も)お前呼びをされて不快になるというのは、悪く言ってしまえば

「こんなヤツにお前呼ばわりされる筋合いはない!」

と気分を害した時におきる感情なのではないかと思うのです。

それに恋人同士や夫婦の場合、男性が「おい」とか「お前」だけで女性を呼ぶことに関しては「うーん」と感じます。

さぷり
名前呼んでよ…みたいな

私の場合、さほど親しくもない相手から支配的な態度で「お前」呼ばわりされたら、それはもう嫌悪感が半端ないし、不快で仕方がないです。

逆に普段から名前呼びをしてくれる親しい異性から、好意的に「お前」と言われても不快に思うことはありません。もちろん同性であっても同じです。

むしろ「お前もな!」とかって返しそうな私です。(これは性格の問題か…)

例えば極端な話、ごくせんのヤンクミのような先生が生徒に対して「お前らっ!」と愛情いっぱい叫んだりしているのを聞いて、不快になる人ってどれくらいいるんだろう…?と考えてしまうのです。

あんなアグレッシブな担任の先生はなかなかいませんけどね…(笑)

でも、ヤンクミのセリフが「あなたたち!」じゃ何となく締まらない…。

地域差はあると思うんですけど、結局はその時の状況、語気、相手を尊敬・信頼しているかなどによって答えは変わってくるんじゃないかと思うのです。

さぷり
色々な条件を加えれば「7割以上も不快に思っている」なんて回答になるのかな?

…とつい疑問に思ってしまったのです。

何となく、女性はどんな状況下でも「お前」と言われるのが「嫌い」で「受け付けない」と言っているように聞こえてしまう気がします。

ただ、たとえ見下した言い方をしているつもりはなかったとしても、相手の性格を見極めるまでは名前呼びが無難なのではと思いますが…。

「お前呼び」女性はわりと受け入れていると思う話

このテーマについて話してみたいジャンルは沢山ありますが、ここではあえて女性向け恋愛ゲームの話を例に挙げてみたいと思います。

学生時代に1作品だけ乙女ゲームというジャンルにハマった私。
今でもシリーズ化していて、リメイク作品も出ています。ちょうどこのテーマについて話しやすそうなので、お話しします。

ゲームをする女性の視点(しかも個人ですが…)からこんな意見もあるよ~、ということで聞いていただけると嬉しいです。

ゲーム中に登場する「お前」呼びキャラ

恋愛ゲームの中には、「お前」呼びをする男性キャラクターが必ずといって良いほど1人は登場します。(いない作品があったらすみません)

誠実で誰もが尊敬するような人だったり、逆に支配的な人だったり、年下の生意気な子だったり…キャラクターはさまざま。

そういう性格のキャラクターが絶大な人気を誇る場合があります。

特にメディアミックスを展開している恋愛ゲームでは、派生作品として主人公(ユーザー)に向けて歌う「キャラクターソング(CD等)」が発売されることがあります。

メディアミックスって?

アニメ・ゲーム・漫画などの複数のメディアで1つの作品を展開する商法のこと

派生作品(はせいさくひん)は、作品制作の分野におけるスピンオフによって既存の作品(本編)から派生した作品全般を指す。 引用―Wikipedia

主人公(ユーザー)に対する友情や愛を歌う曲なので、「お前」呼びをする男性キャラが歌う曲には、「お前」というフレーズが普通につくのです。

他ジャンルのゲームなどでも同じだと思いますが、少し前の恋愛ゲームでは主人公の名前を変更すると、ゲームキャラが(ユーザーキャラが設定した)名前を呼んでくれない仕様になっていました。(注意:ゲーム会社によります)

その為、主人公に対する呼び方が「あなた」「君」「お前」などの呼び方になったのです。

もともとの主人公の名前(デフォルト)でプレイすれば名前は呼んでくれるんですけどね。

デフォルト設定だと名前呼びありの「あなた」、「君」「お前」…になるわけです。

最近は名前を変更しても名前呼びをしてくれるという作品もあるんだとか…

ゲームも日々進化しているのですね…。

お前呼びが不適切ならキャラソンがなくなる…

話を少し戻して…

もし「お前」というフレーズがダメなら、ジャンル問わず全ての歌の中の「お前」が使えなくなってしまいますし、特に恋愛ゲームの曲なんて大打撃です…。

これまで兄貴的、強そう、俺様と認識していたキャラが急に「あなた」や「君」なんて話し始めたらやっぱり違和感が残ってしまいます。

キャラクターの個性と人間性への信頼

キャラクターの個性と人間性が確立していること、そしてそれがゲームユーザーにとってどんな存在になるのかによって、「お前」のニュアンスは変わってくるのではないかと私個人は思います。

「お前」は決して主人公のことをバカにしているわけではなく、(もちろん例外もいますけど/汗)、ひたすら主人公への友情だったり愛情表現だったりするわけです。

さらに声優さん達のおかげで声が吹き込まれ、言葉にリアリティが増して、「お前」呼びが違和感なく耳に入ってくるようになるのではないかと思うのです。

「お前」が愛情、信頼、フェアな関係というニュアンスで使われるのであれば、女性はさほど嫌悪感を示さないのではないでしょうか?

リアルの世界にも同じ事が言えると思うのです。

さぷり
お互いの関係性がしっかり確立していれば…というのが前提の話ですけどね

「お前」が不適切というより、人を見下した言い方をするから不適切な言葉になるのだと思います。

恋愛ゲームを例にして話を広げてみましたが、「お前」は良い意味で使っているときもあるので、言葉を使わないようにする動きにはちょっと疑問が残る…と感じてしまった私なのでした。

最後に…

「お前」呼びは教育上良くないことなのか、不快なことなのか?というテーマでブログを書いてみましたが、正直、明確な答えが出ませんでした。

というか…人によって様々な見方があるので、答えなんてだせません。だせたら凄い。

意味的に良い面も悪い面も両方持ち合わせる「お前」という言葉…

なんだか、意見が偏ったブログになってしまった気もしますが、大目に見てくださると嬉しいです…(^_^;)

日本語って難しいですよね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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