
こんにちは、さぷり( @supple_blog )です。
ここ数年、地震や台風などの災害が多くなっていますよね。
それと同時に防災グッズを購入したり、避難所での生活になったときのことを考えたりする機会が増えてきました。
先日、大型台風に備えて元々購入していた防災グッズの見直しをしました。
東日本大震災の後に揃えた物だったのですが、幸いなことに現在まで大きな災害に遭うことなく過ごしてきたので、今の今までバッグの中身の確認を怠っていたんです。
その反省点も踏まえて、災害に遭ったときの対策をまとめていきたいと思います。
こんな方におすすめ
- どんな防災グッズを揃えたら良いか迷っている方
- 防災グッズを揃えたけどそのまま放置している方
- 避難所生活のために必要な物を知りたい方
CONTENTS
防災グッズを見直す

そう思いながらバッグの中をガサゴソ…
取り出してみるとこんなグッズが入っていました。

メモ
カンパン 下着類 救急セット(脱脂綿、包帯、消毒液、ピンセット、テープ、三角巾) 懐中電灯 防災用ローソク 乾電池 使い捨てカイロ サバイバルシート…他
ペットボトルの水や給水用のタンク、カセットコンロ一式等は別の場所に保管しています。
画像の防災グッズは以前、それぞれ自分で買い揃えた物です。
当時はこのくらいあればと思っていたんですけど、最近の災害を見ているとこれだけじゃ明らかに準備が足りないと思いました。
物を買い足すついでに防災グッズの使用期限などを確認します。
…結果、確認して良かったと本気で思いました(^_^;)
ちょっと恥ずかしいと思いつつ書いていきますね。
カンパンの賞味期限が過ぎていた
これはビックリした…というより「やっぱりか!」って思いました。
5年間保存できるんですけどね缶入りカンパン…。
でも購入したのが2011年だったはずなのに、賞味期限が2013年だったという…。 2年くらいしかもたないものを購入してたらしいです(今更気付くって…泣)
安売りしていた物を買った覚えはないんですけど…カンパンだからって安心していたところがありました(苦笑)
実際缶を空けてみると特に変わったところはなく、食べることもできたんですが…ええ食べてみました。お腹を壊すことはなかったです(^_^;)
でも今は2019年…。さすがに6年前に賞味期限が切れた物を食べるのはよろしくないので、泣く泣く処分しました(食べ物を粗末にしてしまった…)

食べるものの確保は大切なので、事前に買っておく方が良いと思います。購入後の賞味期限や消費期限の確認は忘れずに…。
消毒液にも使用期限があります

未開封であれば大丈夫かなと思っていたんですけど、使用期限を見てみると2012年の9月でした。(底面に記載されていました)
使用期限を過ぎた製品は使用しないようにと注意事項もあるので、これも処分することになってしまいました…。期限切れ前に気付いていたら普段の生活で使えていたはずですね…。
乾電池の液漏れに注意!!

未使用の乾電池(未開封)から液漏れが発生していました。これは酷い…。

災害時に「さあ、乾電池を使おう!」となって、非常バッグの中から取り出したら液漏れしてて使えないって…準備した意味がないですよね。
私初めて知ったのですが、乾電池って「使用推奨期限」というものがあるんです。今まであまり気にしたことがありませんでした。
実際確認してみると乾電池本体(小型の電池の場合は梱包の部分)に表示されていました。
画像を見ても思い切り使用推奨期限が書いてありますね。

同じ時期に購入した乾電池でも、液漏れしていた物とそうでないものがありました。液漏れしていない方は使用推奨期限は過ぎても使えましたが、長期間使用できる保証はないと思います。
使い捨てカイロの有効期限に注意!!
もうこの流れだと何となくお分かりかと思いますが、もちろんカイロにも使用期限があります…。
カイロは期限が切れても使えるといわれていますが、温度が不安定になって持続時間が短くなる、全然あたたかくならない、逆に火傷をしてしまうといったことがあるので、使用するのは自己責任になります。

身体を温めることにも使えるし、ごはんパックの食料を温めることも出来るカイロ…。使えなかったら意味がないですね。
これも相当前に期限が切れてしまっているので買い直しです。
避難所生活で分かったこと

私は避難所生活はしたことがありません。なので、実際に避難所に行ったことがある方々が避難所で役に立った情報をまとめてみました。
避難は早め早めに。
初めて避難所を利用する人にとって定員オーバーは想定外の事態です。
「どうしようかな」と迷っているよりも、早め早めの行動が大切なんだなと思いました。
避難所に来てしまえば、避難するかしないかで悩む必要もなくなり、そわそわしなくて済んだ方もいるようです。
そして早めに場所を確保すると、避難所で足りない物が分かり自宅に戻れたという方もいて、早めの避難がとても大切なのがわかります。
バスタオルや緩衝材(プチプチ)があると◎

緩衝材もクッションや簡易シートになります。
プチプチは100均で購入できるし、なにより軽いので重宝しそうです。
そして 避難所に着いてから、必ずしも希望する枚数の毛布を支給されるとは限りません。寒い時期は特に掛け布団の代わりになるような物が必要ということが分かりました。
バスタオルがあると枕にもなるし、濡れた身体を拭くことができるしとても便利ですよね。
電源タップ

避難所ではコンセントが沢山使われていて、順番を待つのに困ったという方も多くいたようです。
電気が使えるなら、電源タップや延長コードがあると便利ですね。

防水リュック(バッグ)・ウィンドブレーカー

私は防災用品を別々で購入していたし地震対策として準備していたので、リュックや雨具のことまで気が回りませんでした。

リュックやバッグは防水にしておいた方が良いと思いました。
それか防水リュックカバーを購入するのも良さそうですね。

風邪・インフルエンザなどの病気対策

大勢の方が避難所に来るので、風邪やインフルエンザ対策をするためにマスクやハンドジェル、常備薬なども必要です。

乾電池式モバイルバッテリー
電源コードから充電するタイプのモバイルバッテリーを持っている方は多いと思います。でも、停電したときに充電がない、しかも長期的に電気が使えない…となった場合に持っていると良いのが乾電池式モバイルバッテリーです。
停電したときの乾電池の大切さが身に染みます。
他にもソーラータイプもあるので、購入する時は自分に合ったものを買うのが良さそうです。
防災グッズに関するおすすめのサイト
データを追加・編集して使えるチェックリスト
Microsoftが提供している防災用品チェックリストです。
Excelで出来ているのでサイトでテンプレートをダウンロード、印刷して使用します。
Excelのデータには災害時に必要な防災グッズが書いてあるだけでなく、防災についてのアドバイスが書いてあります。
家族や親戚の連絡先、避難場所についての書き込み欄や地図の貼り付け場所などもあるのでとても便利です。
そして、自分でデーターを追加・編集できるのも良いところ。
必要な物は人それぞれ違うこともあるので、オリジナルリストが作れるのは助かります。
赤ちゃんの防災対策
ほほえみクラブ ママと家族の育児応援サイト
赤ちゃんのいる家庭の「防災対策」を考える
株式会社 明治 のサイトです。
意外に手に入りづらいの赤ちゃんの防災グッズについて、赤ちゃんと避難所に向かうときの注意点などが詳しく書いてあります。
「赤ちゃんのための防災グッズリスト」がダウンロード出来るので、何を用意したら良いのか分からなくなったときにおすすめです。
高齢者・要介護者の防災対策
介護用品や福祉用具のレンタルや販売をしているサイトです。高齢者や要介護者に必要な防災グッズについての記事が掲載されています。
一般的な非常食を食べることが困難な方もいることを忘れてはいけません。
自宅に介護する方がいる場合は、基本的なアイテムに加えて用意しておきたいものや、配慮しなければいけないことが出てきます。

ペットの防災対策
環境省が出しているペットの防災対策等に関するガイドラインです。
ペットの避難用品についてや、実際に震災で起こった事例などがまとめられています。

まとめ
防災グッズの見直しで分かったこと、そして避難所生活で必要なことや物についてみなさんはどう思いましたか?
防災グッズの見直しをまだされていない方は、これを機に中身の確認をすることをおすすめします。
人それぞれ必要な物は違うかもしれません。
避難所必要だった物に耳栓、アイマスク、小説を挙げる人もいれば音楽を聴くためのイヤホンを挙げている方もいました。
大切な人の写真という方もいました。
「辛いことがあっても(写真を見て)頑張れるから」と納得できる理由です。
災害に遭ったときに全てを揃えて避難するということは難しいかもしれません。
それでも最低限の備えは必要だし、自分にとって大切な物をすぐに持ち出せるよう、事前対策をするのは良いことだと思います。
このブログを読んで少しでもお役に立てれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。